セイコーは、「2026 サクラ ブルーミング 限定モデル」として、水面に映る八重桜をテーマとした「セイコー ルキア」と「セイコーセレクション」の各2モデル、計4モデルを発売する。いずれも、暖かな春の光のなかで水面に八重桜が映る“逆さ桜”の情景を表現した文字盤が魅力だ。また、セイコーセレクション2モデルは、サクラ ブルーミングとしては初となるペアウォッチとして提案されている。

サクラ ブルーミング第10弾の4モデルが登場
セイコーは、「セイコー ルキア」と「セイコーセレクション」の新作として、「2026 サクラ ブルーミング 限定モデル」全4モデルを発売する。2017年にスタートした当シリーズの第10弾となる今回は、水面に映る“逆さ桜”をテーマに、暖かな春の光のなかで揺らめく八重桜の情景を文字盤上に表現している。
水面に映る八重桜を描いたセイコー ルキアの2モデル
ルキアからは、トノー形のRef.SSWA018とラウンド形のRef.SSVW244の2モデルがラインナップされる。どちらも白蝶貝文字盤の上に、柔らかなピンクグラデーションを重ねることで、咲き誇る八重桜と水面に映る春の情景を描いたデザインだ。文字盤上にはラボグロウン・ダイヤモンドをセッティングし、春の光が水面できらめく様子を思わせる輝きを添えている。
インデックスや針のフォルムは、桜のモチーフと自然に調和するように、角を抑えた柔らかな形状を採用する。トノー形のRef.SSWA018では、外周部に舞い散る桜の花びらと水面のきらめきを重ね、7時位置にラメで描いた八重桜を配することで、静かな華やぎを演出している。一方のRef.SSVW244は、ダイヤル外周に咲き誇る八重桜を描き、7時位置のインデックスには花びらを模したパーツを配置。さらに、7時と8時位置付近の八重桜を立体的に仕上げることで、奥行きのある逆さ桜の情景を表現している。
搭載ムーブメントは、Ref.SSVW244がソーラー電波クォーツムーブメントのCal.1B32を搭載し、自動時刻修正機能を備える。Ref.SSWA018に搭載されるのは、クォーツムーブメントのCal. 4N30だ。

ソーラー電波クォーツ(Cal.1B32)。フル充電時6ヵ月駆動。SSケース(直径27.5mm、厚さ8.2mm)。10気圧防水。世界限定700本。9万1300円(税込み)。2026年1月9日発売予定。

クォーツ(Cal.4N30)。SSケース(縦29.2×21.0mm、厚さ7.0mm)。10気圧防水。世界限定500本。7万2600円(税込み)。2026年1月9日発売予定。
サクラ ブルーミング初のペアウォッチとして登場するセイコーセレクションの2モデル

セイコーセレクションからは、シリーズ初のペアモデルとしてRef.SCVE064とRef.SSDE024が登場する。いずれもサーモンピンクの文字盤を採用し、春のやわらかな光に包まれた満開の桜を想起させるものとなっている。
メンズモデルのRef.SCVE064は、放射仕上げを施した文字盤にサーモンピンクを重ね、桜の花びらを思わせる柔らかな輪郭のインデックスをセットしたモデルだ。レディースモデルのRef.SSDE024は、メンズモデル同様のサーモンピンクの文字盤をベースに、12時方向に咲き誇る八重桜、6時方向に水面に映る桜の姿をモザイク調で表現している。9カ所に配したクリスタルガラスが、春の光を受けてきらめく水面をイメージさせるアクセントになっている。
セイコーセレクションの2モデルは、共に自動巻きムーブメントCal.4R38を搭載し、9時位置にオープンワークを施し、ムーブメントの作動を鑑賞可能となっている。

自動巻き(Cal.4R38)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径42.0mm、厚さ11.6mm)。10気圧防水。世界限定800本。4万700円(税込み)。2026年1月9日発売予定。

自動巻き(Cal.4R38)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径34.2mm、厚さ10.8mm)。10気圧防水。世界限定800本。4万700円(税込み)。2026年1月9日発売予定。




