オーデマ ピゲ、パープルダイアルとダイヤベゼルを備える「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」を披露

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2022.12.20

オクタゴンベゼルを備えるオーデマ ピゲのアイコンコレクション「ロイヤル オーク」のパーペチュアルカレンダーモデルに、エレガントなパープルダイアルが目を引くニューフェイスが登場した。永久カレンダーを搭載し、ベゼルにバケットダイヤをあしらったオートオルロジュリーを体現する本作は、オーデマ ピゲ ブティックでのみ販売される。なお、現在もロイヤル オークコレクションは入手が困難な状況が続いている。

ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」
自動巻き(cal.5134)。38石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWG(直径41mm、厚さ9.5mm)。2気圧防水。価格要問合せ。


パープルダイアル&ダイヤベゼルが永久カレンダーを称える、新生ロイヤル オーク

「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」の初出は2015年のこと。新設計の薄型ムーブメント、キャリバー5134とともに登場した、ロイヤル オークのコンプリケーションモデルだ。ケース径は従来の39mmから41mmにサイズアップされており、これまでにもいくつかのカラーリングが登場している。

 今回披露された新作は、ロイヤル オークのシンボリックなギヨシェ文字盤「グランドタペストリー」が光沢のあるパープルのニューカラーに彩られており、サテンブラッシュとポリッシュ面取りでメリハリが付けられた18Kホワイトゴールドケースと上品に響き合っている。

ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー

ケースバックからはコート・ド・ジュネーブをはじめとする各種装飾が施されたキャリバー5134の背面を楽しめる。また、キャリバーの薄型化に貢献した22Kゴールド製のオープンワーク ローターは装飾と巻き上げ効率の確保を両立している。

 また、オクタゴンベゼルには32個ものバケットダイヤ(約2.85カラット)が六角形ビスを跨ぎながらセットされており、ジュエリーウォッチのような絢爛さも見せている。

 腕時計におけるカレンダー機能はもはや一般的なものとなったが、その最高峰に位置する機能がこの永久カレンダーとも呼ばれる「パーペチュアルカレンダー」だ。正しく時計を巻き上げ続けると2100年まで修正が不要なカレンダー機能で、ブランド創設当時からカレンダーウォッチに注力してきたオーデマ ピゲにとっては非常にアイコニックな機能となる。

 このパーペチュアルカレンダーモデルでは盤面全体がカレンダー機能となっており、3つのサブダイアルで月、日付、曜日、閏年を表示。センターセコンドとダイアル外周部で週表示を行う。

 また、パーペチュアルカレンダーを備える本機は、同時に精密なムーンフェイズウォッチでもある。6時位置に配された月相表示機能は「アストロノミカルムーン」と呼ばれ、こちらも122年と46日間調整の必要がない非常に精密な機構となっている。

ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー

グレゴリオ暦は太陽時間との整合性をとるため、400年ごとに閏年を3度除外する。つまり2月29日については100で割り切れる年では除外し、400で割り切れる年では数えることになる。そのため、2100年は閏年にはならず、パーペチュアルカレンダーは2月28日のあと翌月へ進める手修正が必要となる。


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


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