特集「ムーブメント鑑定の極意」に絡めて、ムーブメントで時計を選ぶと……。また、と思うなかれ。類似テーマでの集計は、2008年3月号以来なので約3年ぶり! 主要ラインナップの変化はランキングにどう影響をもたらしたか? バックナンバーをお持ちの方は、併せてお楽しみください。
1位 52point / 4persons H.モーザー / マユPhoto:「マユ・マローネ」。手巻き。18KWG。126万円。 ●「ムーブメント愛」を自認する時計好きには見逃せないはず。ブランドや知名度に左右されず、自分で価値判断のできる人にお勧めしたい。(菅原)
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2位 43point / 3persons A.ランゲ&ゾーネ / ダトグラフPhoto:「ダトグラフ」。手巻き。18KPG。529万2000円。 ●パーツは美しく、そして複雑。でもそのパーツがどう動き、何の役目を果たすのかが分かる。それがいい。(篠田)
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3位 34point / 2persons リシャール・ミル / RM027Photo:「RM027」。手巻き。カーボンコンポジット。4935万円。 ●2010年で最も印象深かったモデル。最強テニスプレーヤー、ナダルも愛用する究極の「実用時計」に収められているのは、ただのトゥールビヨン・ムーブメントにあらず。(菅原)
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4位 30point / 2persons パテック フィリップ / Ref.5170 クロノグラフPhoto:「Ref.5170 クロノグラフ」。手巻き。18KYG。682万5000円。 ●新たに自社開発した手巻きクロノグラフ・ムーブメント「キャリバーCH 29-535 PS」は、スイスの伝統と革新機構を融合させた、まさに芸術作品。パテック フィリップのプライドを存分に表現しています。(山田)
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5位 29point / 2persons ブライトリング / クロノマット01Photo:「クロノマット01」。自動巻き。SS。79万8000円。 ●ブライトリング初の自社開発・製造のクロノグラフ・ムーブメント「キャリバー 01」は、その精度やパフォーマンスもさることながら、発表初年度から年間数万個単位の工業的生産を実現した空前絶後のメカ。(山田)
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