ローラン・フェリエが「グランドスポーツ・トゥールビヨン アイスバーグ」を発表した。雪や流氷を思わせる淡いブルーのオパラインダイアルに、グレード5チタン製のケースと一体型ブレスレットを組み合わせたモデルだ。手巻きムーブメントには、ダブルヘアスプリングを備えたトゥールビヨンを搭載している。
淡いブルーのダイアルに高度な複雑機構を秘めた、スポーティーエレガンスの新作
ローラン・フェリエが、「グランドスポーツ・トゥールビヨン アイスバーグ」を発表した。グランドスポーツ・コレクションの特徴である流麗なケースデザインを継承したモデルだ。氷山をイメージした淡いブルーのダイアルによって、爽やかで落ち着いた表情に仕上げられている。

ローラン・フェリエの新作「グランドスポーツ・トゥールビヨン アイスバーグ」。雪や流氷を思わせる淡いブルーのダイアルに、グレード5チタン製のケースとブレスレットを組み合わせている。手巻き(Cal.LF619.01)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Tiケース(直径44mm、厚さ13.4mm)。100m防水。3476万円(税込み)。
グランドスポーツ・コレクションが誕生したのは2019年のことだ。その背景には、創業者ローラン・フェリエとモータースポーツとの深い関わりがある。1979年のル・マン24時間レースでは、フェリエは後にブランドを共同創業するフランソワ・セルヴァナンらとともにクレマー・レーシングのポルシェ935Tを駆り、総合3位を獲得した。こうしたレースへの情熱と高級時計製造の技術を融合させたものが、グランドスポーツ・コレクションである。
本作の特徴は、モデル名にもなっているアイスバーグダイアルだ。雪や流氷に見られる独特の色彩から着想を得ており、ほのかなブルーを帯びたオパライン仕上げによって、清涼感のある表情を生み出している。
インデックスには、ブランドを象徴するドロップ型のデザインを採用している。ルテニウム仕上げを施した18Kホワイトゴールド製の時分針はアセガイ型だ。蓄光塗料を塗布し、暗所での視認性を確保している。6時位置にはスネイル仕上げのスモールセコンドを配する。

ケースとブレスレットには、軽量なグレード5チタンを採用している。ケースは直径44mm、厚さ13.4mmという迫力あるサイズだ。ベゼルにはサーキュラーサテン仕上げを施し、側面にはポリッシュ仕上げを加えている。ミドルケースやブレスレットは、サテンとポリッシュに磨き分け、曲線を生かした造形と相まって、スポーティーさと上品さを兼ね備える。時計全体の重量は118gに抑えられている。


搭載するムーブメントは、手巻きのCal.LF619.01である。ふたつのヒゲゼンマイを逆向きに配置したダブルヘアスプリング式トゥールビヨンを備えている。トゥールビヨンは回転することで、姿勢差による歩度のばらつきを平均化する。ふたつのヒゲゼンマイは、テンプ軸の横方向の変位の影響を相殺する仕組みだ。パワーリザーブは約80時間である。




