なぜクレドール「叡智Ⅱ」がシンプルウォッチの最高峰と称されるのか【4K動画】

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2020.12.23

クレドールの「叡智Ⅱ」に瑠璃青ダイアルを持つ新作「GBLT997」が追加され、2021年1月22日より発売されることが発表された。また、webChronosではこの新モデルを記念してオリジナル動画を製作。ディテールカットや工房での製造風景等を交えて、叡智Ⅱの魅力に迫る。


クレドール「叡智Ⅱ」の魅力に迫るオリジナル動画を公開

 高級時計に用いられてきた高度な技術・技能を継承すべく、2000年に設立された複雑時計工房「マイクロアーティスト工房」。この工房が持つ技術とノウハウを生かして作られた究極のシンプルウォッチが「叡智Ⅱ」だ。

クレドール「叡智Ⅱ」/最高峰のシンプルウォッチである理由
撮影:吉江正倫
編集:斉藤信隆

 叡智Ⅱは「ノード 叡智」の後継機として2014年に発売されており、これまでプラチナケースを採用する「GBLT999」と18KPGケースの「GBLT998」の2モデルがラインナップされていた。そしてセイコー創業140周年を迎える21年、この叡智Ⅱに新しいモデルが追加される。それが21年1月22日に発売される瑠璃青カラーの磁器(ポーセリン)ダイアルを採用した「GBLT997」だ。

 webChronosではこの新作発表を記念し、オリジナル動画を作成。GBLT999とGBLT998、そしてGBLT997のディテールを紹介する。さらにはマイクロアーティスト工房内で実際に叡智Ⅱが製造されている様子や、「クロノス日本版」編集長広田雅将による解説も交えて、叡智Ⅱの魅力に迫る。


叡智Ⅱの最新作では瑠璃青のポーセリンダイアルを採用

 マイクロアーティスト工房は瑠璃青ダイアルの開発にあたり理想とする色を再現すべく、釉薬の調合から焼成方法までを2年間にわたり研究を行なっていた。新作「GBLT997」の文字盤はその成果が結集したものとなっている。クレドールロゴとインデックスは同工房の熟練の技を習得した職人が手描きしている。

叡智Ⅱ

クレドール「叡智Ⅱ」
(左)GBLT999。手巻きスプリングドライブ(Cal.7R14)。41石。パワーリザーブ約60時間。Pt(直径39mm)。30m防水。600万円(税別)。
(中)GBLT997。手巻きスプリングドライブ(Cal.7R14)。41石。パワーリザーブ約60時間。Pt(直径39mm)。30m防水。600万円(税別)。
(右)GBLT998。手巻きスプリングドライブ(Cal.7R14)。41石。パワーリザーブ約60時間。18KPG(直径39mm)。30m防水。450万円(税別)。

 搭載されるムーブメントは手巻きスプリングドライブのCal.7R14。トルクリターンシステムを搭載することで約60時間のロングパワーリザーブを実現した同ムーブメントには、フィリップ・デュフォー仕込みのジャンシャンによる深い面取りが施される。


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