「カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地」がリニューアルオープン

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2022.11.14

カルティエは、「カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地」のコンセプトとデザインを一新し、約2 年のリノベーションを経てリニューアルオープンした。アトリウムから差し込む自然光が館内を明るく照らすこの建物は、6 フロアで構成されている。そのアイデンティティを語るうえで欠かせない要素やファサードは保持しながらも、メゾンの生命が息づくシンボルとして再解釈された。輝き、垂直性、モダニティ。この3 つのキーワードをベースに、多面的でありながら統一感のある空間が広がっている。

はじまりの場所

カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地

Lucie et Simon © Cartier
カルティエという名の銀河には、その隅々まで輝きで照らし、閃きをもたらす大きな惑星が存在する。それはメゾンの歴史とスタイルのランドマークとして記憶と生命を受け継ぐ伝説的なブティックとして、3 つのアドレスで鼓動している。すなわちニューヨークのフィフス アベニューのマンション、ロンドンのニュー・ボンド・ストリート、そしてパリのラペ通り 13 番地がそれである。これらの歴史的に重要な3 つのアドレスは、カルティエという大樹の3 本の根であり、メゾンのスタイルと記憶の3 つの源泉である。”聖地“とも呼べるこれら3 つの拠点の中でも、ラペ通り13 番地はカルティエの歴史の中で特別な地位を与えられている。

父親アルフレッドの事業に参画するようになったばかりのルイ・カルティエが、1899 年にファミリービジネスの未来として思い描く並外れた運命にふさわしいパリの拠点として選んだのが、まさにこのラペ通り13 番地だった。ラペ通り13 番地は、誕生の地であると同時に、すべてのインスピレーションの源でもある。すべてがここから始まり、必ずここに戻って来る。まさに「メゾン(家)」なのだ。

メゾン、究極の変容

 カルティエの世界のすべてが展開するこの建物は、その長い歴史において初めて、開かれた精神と共有の精神に基づいて再構想された。今や、これまでは部外者が立ち入ることがなかったルーフトップ真下の最上階のスペースにも、長年の重要なお客様や大切なフレンズ オブ メゾンを迎え入れることになった。

カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地

Fabrice Fouillet © Cartier
輝き、垂直性、モダニティ。この3 つのキーワードをベースに、メゾンを知り尽くした長きにわたるカルティエの協力者である3 つの建築家チーム――モワナー・ベタイユ、ステュディオパリジアン、ローラ・ゴンザレス――のコラボレーションが、多面的でありながら統一感のある変容を建物にもたらした。ブティックそのものは、建物の1 階から3 階までを占め、4 階は顧客に多種多様なサービスを提供するフロアとなった。5 階にはハイジュエリー工房が置かれ、最上階である6 階はアーカイヴ、ウィンターガーデン、そしてレジデンス――日常、歓待、文化イベント用のスペースとして構想されたエクスクルーシブな空間――に充てられている。自然光で館内を明るく照らすことを基本とする改築プランは、建物のサステナビリティを確保し、BREEAM 環境認証のハイグレードを近い将来に獲得するための条件すべてを満たすように構想されている。

 生まれ変わったラペ通り13 番地は、驚嘆と探訪の喜びが約束された場所だ。ドラマティックな華々しさと親密さを併せ持ち、壮観であるとともに心の琴線に触れる感動を与える場所であり、メゾンのクリエイションにとって理想的なショーケースであるのと同時に、顧客、スタッフ、フレンズ オブ メゾンに愛されるアドレスなのだ。パリを訪れた際には勇気をもってファサードをくぐるべき場所である。

カルティエ ブティック パリ ラペ通り 13 番地

Fabrice Fouillet © Cartier



Contact info: カルティエ カスタマー サービスセンター Tel.0120-301-757


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